・ 妻を亡くしたときの夫の挨拶

☆☆☆ 出棺でのスピーチ ☆☆☆

出棺は、その葬式の大きさによってやり方が異なりますが、式場などの場合は
司会者を設けて式順に沿って出棺させます。

一方自宅で葬式を行う田舎などの場合は、特に挨拶などはせずに
棺桶に入れてから直に出棺させます。

 

スポンサードリンク

 

従ってスピーチを必要とするのは式順で行った場合ですが、ほとんどの場合
喪主が挨拶します。

そこに残って火葬場まで行かない人達にとっては最後の別れになりますので、
一番悲しい場面です。

ですから喪主の挨拶はご自身も悲しくて話すのが大変だと思いますが、
しっかりとした口調で皆さんに誠意を持って話さなければなりません。

しかし、あまり長く話したのでは周りの人達の悲しみが増すばかりですから、
話し手の思うがままに、無理に飾らず、最後のお別れの
言葉を述べると良いでしょう。

但し、最後に必ず会葬者へお礼の言葉を含めましょう。

場合によっては、友人知人による演奏や歌でお別れをすることがあるので、
そうなるとその後の時間的な問題が起る恐れがありますから、
やはり喪主の挨拶は短い方がベストだと思います。

いずれにしても、喪主の挨拶は上手に話そうと考えないで
素直にご自身の言葉で、亡くなった人を思い、会葬していただいたお礼と、
亡くなった人の生前のお礼などを含めて話すと良いでしょう。

 

 

◎◎ 妻を亡くしたときの夫の挨拶 ◎◎

本日は、皆様お忙しの中、かくも多数の方々のご会葬を賜りまして、
誠にありがとう御座います。
皆様のお力沿いによって無事に葬儀を終了することができました。

また、たくさんのご芳志やご供花をいただきまして、つまも安らかに
眠りにつくことが出きることと思います。心より厚く御礼申し上げます。

さて、妻は生前、幸福だったのか不幸だったのかは分かりませんが、
たくさんの子供や孫に恵まれ、その子供達も今は立派な家庭を築き、
毎日孫と楽しく遊んでおりました。従って、幸福な晩年を
過ごしたことと思います。

妻としては、定年後も良く尽くしてくれたし年老いた私のことを
支えてくれた、とても素晴らしいパートナーでした。

出きることなら、もう5年、いや10年、私より長く生きてほしかったです。
初めて残された者の辛さを痛感しております。

妻の最後の言葉で「棺桶には私の大好きだったバラの花を入れてね。
今までありがとう。

とても幸せでした。」と述べたので、約束通り赤のバラをいっぱい
入れました。これが最後のプレゼントになるのは、本当に悲しいです。

妻よ安らかに眠ってください。

最後に皆様、妻に対する生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。
本日はご会葬にご列席いただきまして、誠にありがとう御座いました。

 

ひと言ご挨拶を申し上げます。

皆様、本日はご多忙のところ、ご会葬いただきまして、
誠にありがとう御座いました。

また悪天候の中、たくさんの皆様にご会葬賜り、
女房も喜んでおることかと思います。

生前は、本当に皆様にお世話になりました。あまりにも突然に
逝ってしまったので、私自身今だに信じられませんが、
やはり箱の中に入った女房を見ると、お別れが近いことを今、
実感しております。

また、箱の中の女房の顔を見ていると、
とてもスッキリしたように見えます。

闘病中のあの苦しがっている顔とは違い、今はとても穏やかで、
たくさんの親友の皆さんに見送られることを喜んでいるのでしょう。

女房は最後まで、「葬式をしなくてよい」と訴えておりましたが、
親族の皆さんや親友の皆さんの後押しをいただいて、
本当に形ばかりの葬儀では御座いましたが、
お陰さまで葬儀を行うことができました。

きっと女房もあの世で怒りながら喜んでおることと思います。

これで女房とはお別れとなりますが、私は女房のためにも、
自分に残された時間を大切に生きることで、女房への供養になると
信じておりますので、その覚悟で過ごしてゆく所存で御座います。

皆様、本日は誠にありがとう御座いました。

 

スポンサードリンク