☆☆☆ 親族のスピーチ ☆☆☆
親族のスピーチは、媒酌人や主賓や友人の挨拶とは意味が違い、
お祝いの席に招いたお客さんにお礼の言葉や感謝の気持ちを
述べなければなりません。
もちろん主役の新郎・新婦に対しても、たとえ身内でもお祝いや
励ましの言葉を贈らなければいけませんね。
但し、あまりにも露骨にお客さんにお礼ばかりすると、肝心の主役である
新郎・新婦、ならびに両家の親族などを無視した状態になっては
お祝いの席に水をける始末となり兼ねないので、あくまでもさり気なく
お礼を述べることが大切です。
また、お礼の言葉と同時に出席者に対し健康や繁栄などを祈るような
謙虚な言葉を使うとスヒ゜ーチが締まります。
特に、新郎の父親がスヒ゜ーチをする場合は、媒酌人や新郎・新婦を
縁結びした仲人などいた場合、必ずその人に労う気持ちを伝えることも
大切なことです。
出席者に対しては、父親(本人)が感無量の納得した式であっても、
多忙のところを出向いて頂いたことにお礼をし、また粗末でなくても
披露宴の席を謙虚に詫びる気持ちを伝えると良いでしょうね。
通常の場合、っと言うか必ずですが、披露宴の後二次会がありますので、
その席にも是非参加していただくようなことも話すと出席者は
ありがたく思うものです。
いずれにしても父親あるいは母親のスピーチは最後に行うのが
一般ですので、その披露宴を締めくくる大切な言葉となります。
お客さんに失礼にならないような文言を使いましょう。
◎◎ 新郎の父の挨拶 ◎◎
わたくしは新郎の父の(父フルネーム)と申します。 両家を代表いたしまして、一言お礼の言葉をの述べさせて いただきます。 本日はご多忙のところ、また遠路にもかかわりませず、 お陰さまで、最後まで披露宴をとどこおりなく とりわけ、この度の良縁をお取り結びくださり、ご媒酌の労を 正直なところ、息子の(新郎名)は、幼い頃より体が弱く、 これもひとえに本日お集まりいただきました皆様方のお陰と 本日、皆様からちょうだいしたお心のこもったお祝いの なにぶん、まだ未熟な二人で御座いますので今後とも温かく 本日はご多忙の中、わざわざ起こしくださいましたにもかかわらず、 本日は誠にありがとう御座いました。 |
本日は長男(新郎名)並びに、妻(新婦名)のために、 ご多忙のところにもかかわらず、多数の皆様にご出席いただきまして 厚く御礼申し上げます。 また、皆様方より数々のありがたい励ましのお言葉やご祝辞を さらに、(新郎名)と(新婦名)の出会いの機会を設けていただきました 両名とも、ご覧の通りの若輩で御座いましてまだまだ未熟で 最後に、不行き届きの数々、この場をお借りしまして 本日は、どうもありがとう御座いました。 |
本日はご多忙のところ、両名のために貴重なお時間をいただきまして、 誠にありがとう御座いました。 お陰さまで、たくさんの皆様よりご厚情をいただきまして、本日ようやく (新郎名)は生まれた時から、父一人子一人で生活を ご媒酌人の(媒酌人名)様には、一方ならぬ労を 今後とも、この若い二人にご教示、ご助力を賜りますようにお願いし、 本日は、誠にありがとう御座いました。 |